電気炉 FAQ



このコーナーは、「梶山工芸・電気炉」に対する質問をまとめております。ぜひご参考にされて下さい。
もし、このコーナーになくて知りたいことやご意見がありましたら、こちらからどうぞ!
お問い合わせ

窯の大きさ:

Q:窯の大きさはどれくらい必要ですか?

  1. 製作する作品の大きさ(一番大きいもので、かつ焼上がり時の大きさ)より窯の内寸が二割又は 10 cm ほど大きいものが良いでしょう。また、小物ばかりの場合は、本焼き時に一回当りどれ位の数を入れたいかを目安にして下さい。また同時に設置場所に入るかどうか、窯の外寸も考慮することも必要です。(設置場所の入り口の寸法も測っておく必要があります)

Q:標準サイズと異なる窯もできますか?

  1. できます。弊社は一窯一窯手造り、受注生産制をとっていますので、できるだけお客様のご要望を取り入れることができます。

Q:オプションで窯の大きさなどを変更した場合、かなり割高になりますか?

  1. オプション料金は特にありません。但し、設計の変更により特に手間がかかるような場合は、加算する場合もあります。

Q:窯の大きさを決めるときに何か気をつけることがありますか?

  1. 購入後、もう少し大きい窯にすればよかったという声をよくお聞きします。製作に慣れてくると大きい作品を作りたくなりますので、そのことも考慮に入れ、やや大きめの窯を検討されることをお勧めします。

電気工事:

Q:電気工事費はどれくらいかかりますか?

  1. ケースバイケースで様々です。現況からの変更具合や地域によっても差があります。目安として今までの実績から小型電気炉(単相 200 V 5 KW)の場合で 8 万円 ~ 18 万円位です。

Q:電源の種類に単相 200 V と三相 200 V がありますが、どちらがいいんですか?

  1. 一般的に窯の容量が小さく使用頻度が少ない場合(ひと月当り 5 回程度まで)は、家庭で使用されている単相三線式(200 V も使える)の容量を大きくして対応した方が経済的です。

Q:電気のことは全くわからないのですが、大丈夫でしょうか?

  1. 電気炉の使い方は簡単ですので、電気の苦手な方でも大丈夫です。取り付けるに当っての電気工事は、もよりの電気工事店または電力会社にご相談下さい。不明の点は弊社がお手伝いします。

Q:電気工事は必要ですか?

  1. 現在契約の電気容量では不足する場合や、コンセントの設置のため等の電気工事が必要です。電気炉の電源は、通常、単相三線式 200 V(家庭用エアコン等と同じ)または、単相 200 V か三相 200 V(動力)を使用します。

Q:深夜電力は使用できますか?

  1. できます。深夜電力の種類にもよりますが、深夜電力の一日の使用時間が窯に必要な焼成時間よりも短い場合は、二日間にかけて焼成する方法もあります。

電気料金:

Q:電気炉は電気料が高いと聞いてますが、どうですか?

  1. そんなことはありません。電気料には基本料金と使用料金があり、家庭で使われている単相三線式の場合は、契約容量を大きくしても基本料金はわずかのアップですみます。三相 200 V(動力)を利用する場合は、基本料金が 1 KW 当り 1000 円程度かかりますが、使用電気料は安いので頻繁に焼成される方には三相がお勧めです。断熱性の悪い窯は、放熱により余計な電気料がかかるし、危険でもありますのでご注意ください。

Q:電気料はどれくらいかかりますか?

  1. 窯の大きさにより異なります。目安として弊社電気炉は、本焼成一回当り、小型炉(内径 40 cm 四方前後)で約 600 円、大きい炉(内径 60 cm 四方前後)で約 2000 円程度かかります。(基本料金は含まれません)

設置場所:

Q:どのような所に置いたらいいですか?

  1. 湿気が少なく、通気性がよく、近くに燃えやすいものがない場所を選んで下さい。また、窯は壁面から 20 ~ 30 センチ位離して置いてください。小型炉は室内にも置けます。

Q:室内にも置けますか?

  1. 弊社製の小型炉は、室内にも置けるように製作してます。標準仕様でキャスター付なので、使用しない時は部屋の隅に容易に移動できます。

Q:ベランダに置けますか?

  1. 置けます。その場合、雨などがかからないよう屋根を付けたり水に強いビニールカバーで被うなどの工夫が必要です。室外では窯が湿気を帯びやすいので、特に上絵付焼成の場合は一度カラ焼きをした方が良いでしょう。

Q:車庫や物置に置けますか?

  1. スペースがあれば置けます。焼成時には窯のそばや上部の棚などに燃えやすいものを置かないよう注意して下さい。

ヒーター線:

Q:ヒーター線はどれ位もちますか?

  1. 弊社製品の場合で、使用温度にもよりますが、通常の酸化焼成で約 300 回使用できます。還元焼成の場合は、毎回かけると仮定すればその 3 分の 1 の約 100 回になります。

Q:傷んだヒーター線は交換出来ますか。どこに頼めば良いですか?

  1. 交換できます。弊社製品は弊社で対応いたします。

Q:ヒーター線の交換は容易ですか?

  1. 弊社製品の場合、ヒーター線はコイル式を採用していますので線の交換も容易です。お客様ご自身で交換される方もいらっしゃいます。

Q:ヒーター線の線切れはどのような場合におこりますか?

  1. 焼成時に作品等がヒーター線に触れショートした場合や消耗により起こる場合があります。また、窯の能力に対して使用されているヒーター線の表面負荷に無理がある場合(ヒーター線の太さが充分でない場合)も線切れをおこしたり、温度が充分あがらなかったりします。

Q:ヒーター線が溝から出てきた場合はどうすればよいですか?

  1. 必ずバーナー等で赤くなるまで充分に熱してからペンチ等で押し込んで下さい。熱さずにやるとヒーター線が折れることがあります。

Q:ヒーター線の交換はいつやればいいですか?

  1. 焼成回数を目安に、またヒーター線の消耗に伴い焼成時間が長くかかるようになっていきますので、あまりに時間がかかるようになったら検討されれば良いと思います。

プログラム式自動制御装置:

Q:プログラム式自動制御は誰でも簡単に扱えますか?

  1. 簡単に扱えます。

Q:プログラムは何種類組めますか?

  1. 2 パターン 8 セグメントのプログラムを採用しています。基本的には、本焼成用と素焼きと上絵付焼成併用の 2 パターンを組んでおけばいいと思います。少しの変更は、すぐ出来ます。

Q:プログラムの変更は可能ですか?

  1. 可能です。慣れれば簡単に出来るようになります。

Q:プログラムはあらかじめ組んでもらえるのですか?

  1. 基本的なパターンまたは、特にお客様のご要望があれば、その要望に沿ったパターンを組み込んでおきます。

Q:プログラムパターン数は増やせますか?

  1. できます。価格は高くなりますが 16 パターン 16 セグメントまで可能です。

窯の構造:

Q:炉壁に使用されているレンガにひび割れが生じたのですが、このまま使って大丈夫でしょうか?

  1. 窯の性能には全く問題ありません。レンガは、加熱時・冷却時の膨張と収縮により割れる場合があります。

Q:窯の中にたまったほこりやレンガ粉はどうすればよいですか?

  1. あまりはなはだしい場合は、掃除機で吸い込ませたら良いと思います。

Q:温度センサーは炉内にどれ位出せば良いですか?

  1. 温度センサー(熱電対)の先は炉内に 5 cm 以上出るようにして下さい。先端は折れやすいので窯入れ窯出し時は物が触れない様注意して下さい。

Q:上扉式と横扉式では、どう違いますか?

  1. 弊社製の場合、横扉式は作品の出し入れ(窯入れ窯出し)が容易です。上扉式は価格が廉価です。弊社製の場合、横扉式は作品の出し入れ(窯入れ窯出し)が容易です。上扉式は価格が廉価です。

Q:外側の温度はどれ位になりますか?

  1. 弊社製品は、断熱性が高いので本焼成時で 100 ℃ 前後くらいです。

Q:焼成時は熱くなって危険ではありませんか?

  1. 弊社製品は特に安全性には気をつけて製作しています。断熱性が悪く放熱の大きい窯は注意された方が良いでしょう。

Q:電気炉の場合も煙突は必要ですか?

  1. 必要ありません。

窯の種類:

Q:本焼成用の窯で素焼きや上絵付け焼成も出来ますか?

  1. 出来ます。

Q:ガラス工芸用の窯はありますか?

  1. あります。

Q:チャイナペイント用の窯はありますか?

  1. あります。チャイナシリーズ(850 ℃)の窯が愛用されています。

Q:還元焼成用の窯で酸化焼成は出来ますか?

  1. もちろん出来ます。反対に酸化焼成用の窯では還元焼成は出来ません。

Q:100 V の普通のコンセントで使用できる窯はありますか?

  1. あります。ただしコンセントの許容アンペア数が小さいので、窯の大きさが限られます。

焼成:

Q:焼成中は窯のそばにいなければなりませんか?

  1. 電気炉の場合、基本的にはスイッチ入力後は湿気抜きの天蓋を閉めれば、その他は窯のそばにいる必要はありません。焼成終了と同時に自動的に電源は切れます。弊社製には、天蓋も一定温度に達すると自動的に閉まるような仕組みになっている天窓自動開閉装置付電気炉もあります。但し還元焼成をかける場合は、ガスを使用しますので安全と焼成管理のため窯のそばにいて時々状態を確認してください。

Q:作品が片焼けするのは何故でしょうか?

  1. 一般的な原因として、炉内の温度にムラがあることが考えられます。あるいは、少量の作品を焼成する場合に下部など一部に偏って窯積した場合にもおこります。

Q:焼成中に近くに雷が発生した場合、どうすればよいですか?

  1. 温度制御装置が壊れることがありますので、元電源を切って下さい。

Q:焼成中に停電した場合はどうすればよいですか?

  1. リセット後、再度スイッチを入れて下さい。プログラム自動制御装置の場合で炉内温度が高くなっている場合は、ステップ機能を使いセグメントを先送りすることが出来ます。

Q:灯油窯等音が気になるのですが、電気炉の場合は焼成中どの程度の音がしますか?

  1. 始動時はヒーター線が振動する音がしますが、加熱すれば音はほとんどなくなります。その他業務用タイプでマグネット式を採用している窯は、スイッチのオンオフ時にガチャンという音がする程度です。

Q:天窓は何度位で閉めれば良いですか?

  1. 200 ~ 300 ℃ で閉めて下さい。

Q:棚板に釉薬がついてしまったのですがどうすればよいですか?

  1. 釉薬の部分を尖ったハンマーやドライバーなどで削り取り、アルミナコーティング液をうすく塗って下さい。

焼成の種類:

Q:磁器も陶器も焼けますか?

  1. もちろん焼けます。

Q:電気炉で窯変焼成は出来ますか?

  1. できます。いろいろな工夫により、バラエティーに富んだ焼成が可能です。

Q:電気炉で還元焼成は可能ですか?

  1. 可能です。通常は雰囲気をガスにより還元状態にします。

Q:素焼きも上絵付焼成も 800 ℃ 前後なので、一緒に窯入れしてもいいですか?

  1. いけません。上絵付け焼成は、湿気を嫌います。

Q:上絵の発色が悪いのですが?

  1. 上絵付焼成は窯に湿気があったり、還元がかるときれいに発色しません。